１億円の行方（２）旧上五島町
１９８０年代後半に行われた通称「ふるさと創生事業」で、国から交付された１億円の
使い道をスメルするという下世話な企画の第２弾です。（※写真はイメージです。）
旧上五島町の場合
▲旧上五島町は昭和３１年（１９５６年）に、中心となる青方郷を含む５ヶ郷で形成
された青方町と、中心となる浜ノ浦郷を含む５ヶ郷で形成された浜ノ浦村が合併し、
誕生しました。
合併前年の昭和３０年の両町村の人口は、青方町 ８，００３人、浜ノ浦村 ４，０２５人
の計１２，０２８人。合併後は昭和３５年に１１，９６３人、新町合併直前の平成１６年
７月には ７，０６９人と減少しています。
▲新町合併後、旧上五島町役場は新上五島町役場 本所として使用されています。
【画像はWikipediaの新上五島町から転載】
▲場所はこちらです。
▲旧上五島町といえば、世界初の洋上タンク式石油備蓄基地が有名ですね。
【画像はWikipediaの上五島国家石油備蓄基地から転載】
そんな旧上五島町が「ふるさと創生事業」としておこなったのが・・・
▲オペラハウスを造った！！！ 【画像はWikipediaのオーストラリアから転載】
・・・。
ではなくて、オーストラリアとの交流事業をおこなったそうです。
▲なぜオーストラリアなのか、謎です。【画像はWikipediaのオーストラリアから転載】
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旧上五島町の「ふるさと創生事業」について、「ほかにも何かやったみたい」という
ことでしたが、今回の事業以外の資料がないそうです。 交流事業だけで１億円かかった
とは思えませんので、旧有川町と同様の「分散型事業」でしょうね。
引き続き調査したいと思います。
→ １億円の行方（３）旧若松町につづきます
【参考文献リスト】
・上五島町郷土誌（昭和６１年）
・有川町郷土誌（昭和４７年）
平成２６年の旧上五島町に関する記事はこちら ↓
