「Zama」に「みJOY」(2)
前回は平成9年~17年に刊行されていた上五島のタウン誌「Zama(ざぁま)」
についてご紹介しましたが、今回はその後継誌として創刊された「みJOY」について。
▲「みJOY」は、平成18年7月に創刊されました。基本的に夏・冬の年2回刊、
判型はA4判、ページ数は約30ページです。定価は創刊号から3号までが250円、
8号以降は300円です。創刊以降、10名前後のボランティアスタッフで運営され、
現在まで継続して刊行されています。
▲創刊号の巻頭はサーフィンの特集。そのほか町の人物やお店の紹介 、イベント情報や
地元の高校の特集など、全体的には「町の若者はこんなことをやっています!」という
内容に重点を置いているようですね。
▲平成21年 夏の7号が刊行された後、次号の発刊が1年遅れ、翌22年 夏に8号
が刊行されましたが、実はこの8号で大きくリニューアルしました。みJOYのロゴが
新しくなって、判型はB5に変更。ページ数は変わらず、定価は300円になりました。
また、Zamaの時代から広告収入を大きな財源としていましたが、協賛金を広く募る
方法に変更。誌面から広告が一掃され、協賛名が巻末に一括掲載されるようになります。
▲平成23年 冬の11号から判型がA4に戻されページ数も約40ページになります。
▲11号以降は、毎号1つのテーマに沿って特集組むことで情報をコンパクトにまとめ、
さらに文字から写真を中心にした誌面構成で町の情報をわかりやすく伝えることができ
るタウン誌になったんじゃないかなと思います。
▲平成24年 夏の12号以降、コンスタントに発刊できなかったようですが、これは
見なかったことにしましょう。
スタッフ全員が他に仕事を持ちながらの作業だそうですので、思うように作業もはか
どらないということですが、今後も頑張ってもらいたいものですね。
みJOY16号は 今年の12月中 平成27年1月 平成27年2月に刊行予定だそうで
すが、次号の刊行作業にあたるスタッフは、4名だそうです。
【参考文献リスト】
・みJOY 1~15号