【若松】 笛吹海岸の旧海軍用地
宿ノ浦郷の笛吹地区に旧日本海軍の貯炭場跡があります。
▲場所はこちらです
▲国道384号線から笛吹漁港に降ります。
▲盛り土の上に石柱があるので、墓か?と思ってしまいそうですがよく見てみると海
軍用地の文字が。
▲右から「海軍用地第一号」、折れてしまっているのはおそらく「第二号」。
▲続いて右から「第三号」、ひとつ飛ばして 「第五号」となっています。三号と五号
の間には「第四号」があったと想像できますね。
笛吹地区では旧海軍の艦船に石炭を積み込むための波止場と貯炭場用地を提供してい
たそうで、これらの石柱はそれぞれの波止場と貯炭場に設置されていたものだそうです。
後年、港湾整備の際にまとめられたようです。
昭和55年編纂の若松町郷土誌には波止場の写真付きで紹介されていましたが、残念
ながら現在ではその面影を残すようなものはありませんでした。
もしかしたら現在漁港として整備されているこの場所がそうだったのかもしれません。
▲唯一、これかな?と思わせる石垣と波止場跡がありましたが、はっきりとわかりま
せんでした・・・。
【参考文献】
・若松町郷土誌